さらにピストン

ワゴンに並んだ状態で大端部メタル取り付け部分を脱脂、メタルの裏側も脱脂と。残りの半円も同様に。各2個のナットも。この2本のボルトは普通は外さないのかね?振ってもどうやってもカタリとも音がしないので叩き込んであるのか?胴体の筋になにか理由があるかも?ですが今回は外さない(ったら外さない!)
ピストンをオイルまみれにするオイル溜めを作らないと!ってんで探した、見つけた、お袋の園芸用品か??直径10数センチ、深さ数センチの植木鉢敷きみたく奴・・・

1個のピストンに5個づつピストンリング、それを4セット(左バンクだけ)作りましてさぁいよいよブロックに入れ込むと

リングの付いたピストンを逆さにしてオイル漬け
取り出してリングコンプレッサーに掛ける
上下逆にしてシリンダー上に立てる
ピストンを樹脂ハンマーでコンコンと、よっし!入った
下から手を突っ込んでコンロッドにメタルを付けて・・・ダメぢゃん、このメタル既に”取り付け部の弧”よりも弧が小さくなってる、ってんでメタルが落ちてきてしまう・・・

そんな訳で結構苦労しました。ピストンを真上から叩き込んだらブロックをひっくり返してコンロッド大端部を上向きにしてメタルを載せて、クランクを廻してこのメタルを押し付けて、さらに反対側のメタルも付かないもんですから同様にもっぺんブロック廻して・・・

う〜〜ん、これはたぶん結構メタルの条件が悪い・・・大丈夫かな・・・まぁいいけど・・・

クランクを廻し廻ししながら4*2個のナットを締める、昨日より小さい175ってトルクメーターを使います。40から45フィートポンドとありますので、何度も何度も繰り返してちょっとづつ、最終45までもってきました、バッチシ!

そんなこんなで左バンクの4気筒を組み付け終了、よっし、だんだんエンジンらしくなって来たぞ!!っと。