V8のお勉強2

ちょっと順序が違っちゃいましたが:
ピストンの往復運動を、コンロッドを介してクランクの回転運動に変換する機構を往復スライダクランク機構と言います。でその機構、いわゆるレシプロエンジンのことなんですがV8、これには一般に2種類あるんですが90度回転する毎に1発づつ爆ぜるのがほとんどです。それに対して180度毎に2発づつ爆ぜる奴がフェラーリとかランボルギーニの高回転V8でそれぞれに呼び名があるんですけどね、忘れました。今は後者は放っておきます♪

先の”普通のV8”はクランクピンが4ケ所で、その4つは90度づつずれてます。つまり左の1番前のピストンのコンロッドと右の1番前(2番と言います、シボレーの場合です)のピストンのコンロッドはクランクピン(ストロークの1/2だけクランクセンターから偏芯したコンロッドの大端部を取り付けた所)を共用しています。以下3と4、5と6、7と8も共用ね。

で4個前の日記に戻ります:
1番のクランクピンが右上(前から見て)なら、8番のクランクピンはどこか?1番より90度後にあってさらに90度後で爆ぜる訳ですから180度後にあります。で18436572です。次の4番は8番と同じ側で8番の90度後ですからね、クランクピンは右下を向いてる訳。
これで全部が特定できました。

1,2番のクランクピンが右上を向いてる
7,8番        左下
3,4番        右下
5,6番        左上       

こうゆうふうに決まってしまう訳です。
ぢゃぁ前から見たら?って言うと右上、右下、左上、左下、と。今度オイルパンを外した時にチェックしましょう!と。