コルベットのロチェ

観察する、見比べる・・・をしているうちに、まぁ結果的に送ってきた”2代目キャブ”を分解することになってしまいました、ってかもうバラけ始めてます。
マニュアルの図解とは結構違いますがでも大筋一緒だろ!ってノリでもって、上下繋いでるリンク3本(チョークロッド、加速ポンプ、計量ロッド)外し、バキュームポンプのロッドは外れませんでしたので、切り離しながら・・・と思ってたところ、そんな必要も無くエアーホーン(トップカバー)が外れてくれました。そしたらさ、トップシェビーのメカニックさんにも言われたんですが、おぉなんて細かいんでしょ!!これはえらいことをしてしまった・・って感じ!!
んでも気を取り直してバラし進むんですが、これは81年の高年式でエレクトリック化が進んでる。マニュアルとは結構違いましてばらし方が解らないところがちららほらら・・・
マニュアル通りには行かないまでも、一通りマニュアルに沿って最後まで突き進むべき!ってんで見ていきまして・・・たぶんここがキモです、アイドル燃料ピックアップチューブってのがあります。このアイドリング通路の清掃はかなり大事!!と判断しまして、指示では0.5mm径とありますが0.9mm径のステンレスワイヤー(だってこれが手持ちで一番細かったんだもん)でホジホジと掃除をしました。他は特に気が付いた(汚れてる、とか)こともなく、無難にパーツクリーナーをたっぷり吹きかけながら掃除して組み上げていきました。
下側、スロットルボディは、開こうとすると間のガスケットが上下に2分してちぎれそうでしたので、中は開かずじまいでした。

困ったのはアイドル混合気調整スクリューの頭の形状、これが家のカマロZ28ロチェと違って”コルベットロチェ”の場合は、5.2mm径のシャフトの両側を削ぎ落として3.2mm巾にしてあることです。探しましたら6mm径の快削鋼の丸棒が出てきましたのでね、グラインダーの薄刃でもって真ん中切込みを入れまして”アイドルミクスチャー調整工具”を作りましてん。