朝一にガレージ見に行くと・・・ちゃんと溜まったままです
それを横から写すと、プッシュロッドの位置はここ
そのままの位置でロッドを外に出すと、ここ
今度は思いっきり押し込んでみるとココ
そのままの位置で外に転写すればこう、だから当然横穴の位置をシールは通り過ぎますもんで、しゅこしゅこすれば下に漏れて当たり前！と
あれ？ロッドを離しても戻ってこなくなったぞ・・・まずい・・・
このまま逆さにして、定盤の上でトントンしたら出て来ました。まぁあんまり難しく考えるのはヤメにしましょう。一番最初の”そのまま（２０ｍｍ用シールのサイズ）”では工具で引っ張っても抜けない程でした。だけど今はリップの部分が１９ｍｍ径の穴に１９．５ｍｍ径で少し掛かってるだけの筈。これを更に１９．２とかにすればスムーズかもしれんが・・・兎に角ちょっと止めておこう。クラッチカバー側のスプリングがどれだけの力で押し返してくるかも解ってないし。
シールはこんな感じです。
こっちの”手前用のシール”が、足元に漏れてくるかどうか？のシールです。これに対して”奥側のシール”が肝心要のクラッチを切り離すためのシール！なんではありますがね、構造から見て少々漏れたところでダラ漏れでない限りクラッチの切れには実質関係ない筈なんです。ゆっくりゆっくり切るとか繋ぐってことは御法度、でないとあっと言う間にクラッチなんか減っちゃう筈ですもん。ぱんって踏んで用件果たしてまた直ぐぱんって繋ぐ、これがクラッチ操作の基本の筈ですもん。
親子3人、珍しく平日に外食に出て、そっから茶に出掛けて帰宅
昨日、削った奴、セット状態で計測、１９．７ｍｍ径位
向こう側用をもう1個削る、慣れてきました！このままで数回計測、細い方が１９ｍｍ弱、左の太い方のリップが１９．５ｍｍ位の直径、完成
念の為に軸から外してまた測定、そんなに変わりません
シール単体でシリンダーにつるっと入る、手前のソケットが１９ｍｍ弱で”押し込み棒”です
さぁ用意万端！万力にセットして、軸用のスナップリングプライヤーで広げておいて、ピックで引っ掛けて
嵌ったらまた計測、１９．７ｍｍ位あるだろうかな？？
出来上がりましたもんでスプリングもセットして、圧縮して無いときの位置関係はこんなモンです
圧縮するとこの位置、ですから手前（写真左）のシールは上からの補充穴より向こうに行くコトはない・・・これで当たり前か！手前のシールが補充穴を通り越してしまったら上から垂れてきた奴がこっち側にぢゃぢゃ漏れする筈
（私はブレーキとかクラッチの、このフルード自動補充の構造を完璧に理解してません）
シールが無事2個付きましたモンでシリンダーに押し込んで、プッシュロッドを挿して
めいっぱい差し込んでみる
離すとここまで戻る（要は内臓スプリングに拠る押し返しです）
ロッドを外して（挿してるだけですが）覗くと、１５ｍｍ位か？完全にこっちまでは戻らない
これを裏返して定盤の上で２、3回こんこんと叩けばここまで戻ります。これで良しとしよう！
（構造はスプリングを先端に付けたピストンに2個、シールが付いてます。それをこっちから押し込んでから”専用サイズの”ワッシャー”を載せて、その上に穴用のスナップリングが溝に嵌ってこちらにピストンが出てくるのを防いでる、と）
兎に角今夜はこのまま置いておきます
ひとつ不明なのが、このシールはﾌﾞﾚｰｷﾌﾙｰﾄﾞに対して耐性がどんだけあるんだ？？です。
要らない奴にフルードを降りかけておきましょう
もの凄く久しぶり。車側です
右側のクラッチフルードのリザーブは空っぽ、真下のクラッチマスターシリンダーを外してあるんだから当たり前。
大事なのは左側、右と繋がってるよりも下まではしっかり入ったままです。でないとブレーキのエアー抜きまでやる嵌めになりますから。今夜は終了。
