タンクと格闘

通常燃料タンクいうのんは、どんな奴でも最下部に、少なくとも1ケ所は穴が開いてましてボルトがねじ込んであります。なんでか?言うと、燃料抜くためです。間違って灯油入れちゃったとか、10年乗らずに置いたら腐ってたとか・・まぁ抜かなければならない場合が無いとは言えない!!からです。

(これがおっきいトラック用ですと、たぶん増設タンクと繋ぐためでしょうね、下のほうの前方に1個、後方にも1個、合計3個開いてる場合もあります。ネジは14mm径だったり16mm径だったりです。)

このドレン穴(12mm径1.25ピッチ)を利用して、燃料取り出し(取り入れでも一緒♪)口を造る訳です。
ストレートに、真下にホース口(通常外径13mm、内径9mmの赤い、耐油ホースを使う場合が多い)を付けると・・・ 路面との距離を考えた場合、何かに当たってコッキ〜ン!!と折れたら嫌ぢゃないですか!!燃料バラ撒きながら走りあげくにストップする訳ですから。
な訳で、真下に向いたボルトの横からホース取り出しを付けたいんですね。
(注:特に家の低床の2トン車の場合)

90度の角度で12mmのオスネジと9mmのタケノコ型アタッチメントをこしらえて2個のタンクをホースで繋げばハイ出来上がり!なんですが、これを1個で造るのは面倒臭そうなんですよね、出来ない訳ではありませんが・・・
なので、頭のかなり大きい12mmの中空ボルトを作り、その大きい頭の横腹に穴を開け、タケノコが刺さるように、と2ピースで作るのがいいと思うんです私は。便宜上デッカチ君とタケノコ君と呼びましょう♪
タケノコ君は既製品(1/4のテーパーオスネジと9mmホース口)が売ってますのでそれ使ってもいいし、私の場合は作りました。
で、今回デッカチ君をお釈迦にしてしまいましたので、せめてタケノコ君は取り外してもっぺん再利用!と思って、ロボグリップでおもっきり掴んで回したんですがびくともしません。件のクイックメンダーでくっ付けた奴です。

これは凄い!!クイックメンダーって凄いです。これなら漏れも無さそうです!!って話でした・・・