平面造りの続き

昨日擦った定盤、表を拭き上げてチェックすると短辺中央が0.06窪んでます。
なもんで又々えっちらおっちら磨きました。
探した本によると、上で擦るものは、1/4位は”はみ出す”ように、1/3以上は”はみ出さない”ように、とありました。これは実感できます。それ位しないと隅まで磨けないし、それ以上だと重心が外側に落ちてしまい、均等な平面はできません。それから1箇所にまとめてコンパウンド置いて磨き始めると、そこにバリバリっと深い傷が入り、それを消すのはかなり難儀なことも身を持って知りました。
もう一つ、上で擦るもの(シリンダーヘッド等)よりも、下の定盤を平面に仕上げるつもりで擦る、って書いてありました。も一つ、試してないですがコンパウンドと灯油以外にオイルも垂らすらしい。

もっぺんチェックするとまだ0.04が入りました。念の為に上に乗っけた升(200mm角)のほうの平面度も見ました。すると完璧!だぁ!!ってこと、基準にしてたスコヤの直線が完璧で無いことも解りました(スコヤは悪くないです。これは直角度を見るためのものなので)。

当然ですが大きいものと小さいものを擦り合わせれば、小さいほうはより完璧に平面度が出て、大きいほうの平面度は、かなり”腕”に左右されると言うのが結論です。
フライスのテーブルは1350*310と、随分細長いので、300*450の定盤、ひっくり返して磨くと手頃かもしれません。
もちろん一番良いのは、外して、ひっくり返して、1000*1500の上で擦る・・やだ・・めんどい・・