買ったほうが安いですけど。。

最近、いわゆる”工作マニア”さんのホームページへ、ちょくちょく寄らせて頂いています。自分の手で何か作りたいって人は非常に面白いです。
私のフライス同様、中古の、重くて、そして大抵小汚い機械を手に入れてシコシコ物作りに励んでます。
私や、こうゆう人がもし宝くじ当たったら、新品の工作機械を数百万とかで買うだろうか?って言ったら、たぶん買いません。
安くておんぼろな奴を手に入れて、一所懸命工夫して精度を出すのが非常に面白いと思います。良いもの欲しいだけなら、プロに頼んで造ってもらったほうがよっぽど安上がりでカンタンですもん。
ってことで1m*1.5mの定盤を、オークションで落札しました。坪単価で言いますと¥29700です。異様に安いです。相手の方はプロです。アマでなくプロが安く放出するのは、大概値段相応の程度の場合が多いです。アマの場合は、物の値打ちに関係なく”邪魔だから、使わないから売り飛ばす”場合がありますが、プロの場合には、あんまりそうゆうことはありませんので。
程度の良い定盤である可能性は低いかもしれません。でも程度の良いもの手に入れて”ふふん!”とほくそ笑むだけか、ヒドイの手に入れて擦り合わせる事を憶えるか、どっちが面白いかは明白です。
でもこんだけ大きな奴、70cmあまりのシリンダーヘッドでは擦り合わせなんて出来んよなぁ・・・。一番良いのは、たぶん面積1/3位の定盤手に入れて、ひっくり返して擦り合わせるんだろぅなぁ・・・。もう1枚買え!!っちゅーことでしょうか???

名言:定盤は”手に入れる”ものではありません、大切に”育てる”ものです

読み人はだれだったか忘れました。(雑誌オールドタイマーだったような気がしますが機械工学ゼミの先生だったかもしれません)