3時起床!と思ったらそれより早く目が覚めた。3時半出発の6時歩き始めかな??金懸小屋(かねかけ)まで行こう!と思って滑川の砂防公園に車を停めてっと。
夕べから結構サブイです。真冬の衣装にしてきたのに、ちぃとも体が温まりませんです!
(あんまり登ってないから!とも言います・・・へへへ!!)
結果、砂防公園から出てる2本の道は、どちらも敬神小屋まで行けることが解りました。車両はトウセンボですが。
普通の人はここ、敬神小屋を左折して登山道に入るんですけどね、私はこの真っ直ぐ向こうに続いてる車道が気になってしかたがない、なんでこんだけ巾もあるしっかりした道路が地図に載っとらんねん・・・と。
おそらく、ですが内津の道路と同じで、ここらの道路もグーグルは間引きしてるんで無いでしょうか?敬神小屋Pって書いてあるのにそこに至る道路が何処にも無い。同じく砂防公園もそこに至る道路がNET地図にはありゃしません。(実際には存在します)
ひたすら真っ直ぐで両側から木が覆い被さったこの素敵な道に私はやられてしまいました!ってんで今日はこっち行くぞ!!!と・・・
途中の門、半開きで中途半端だな・・・と思いましたが違いました。しっかりしてまして鍵がちゃんと左右に掛かってる。人も二輪も充分に通れる。ただ自動車だけが絶対に通れないように、きちんと作られた関所でした。
更に行く、そこそこに大きな木が倒れてる。例えばもぐなら、スリング引っ掛けてずるっと引っ張れば、どんなに大きくても”地面と離れてる”なら問題なしです。ただ4輪の入れないココ、まぁどうしようもないかな・・・自転車もバイクもここでジエンド、かもしれません。自転車は担ぐ、それと上手なオフロードバイカーなら楽々突破かも?私には読めません。
倒木のその直ぐ向こう、明らかに道路が川側に落ちてしまってる。これはもう完璧に4輪は無理です。人だから際を歩いてますが、車でこんなトコに載ったらどう見ても崩れそう。
しばらく行くと第3、と書いた大きな堰、ずんずん歩くとまた堰、またずんずんでデカイ堰、
これが第5って立て看板のある堰、どうもこれが最終みたい、道路も恐らくここで無くなってるのか・・・って感じです。
(その代わり、斜め上に登って行く、巾的には車は無理??って微妙な道がありますけどね)
以上からしまして、まぁ恐らくこの道は堰を作る為の工事用道路だろ!とします。でもさ、もしこのままこの滑川本流にしたがってズンズン行くことが出来たならね、そこに鎮座するのは宝剣岳なんですよ・・・カッチョ良い!!
ちなみにアルプス山荘あたりから正面に見える”砂防公園”のある赤い橋の方、こっちのが川は見た目デカイですが大崩谷と地図には書いてます。敬神小屋と風越山の間の川、こちらが滑川本流なのかな??
どっちにしろこの2本、凄まじい規模の巾と斜度、こんなトコで氾濫したらえらいこっちゃ!!ってんで、大金を投じて堰だらけの鉄パイプだらけ。
そのおかげで下流の19号線と中央線と木曽川は守られて居ます、ってことなんだそうです。
そんなこんなでとりあえず納得出来ましたのでね、ちょっと時間も距離も短いですがこれでお終い。今日のところは戻ることにします。ってんで、2本の内の川原側を降りて来たので、山側のヘアピン側を通って、キュブ朗の待つ駐車場へ戻ります。
もひとつ私の興味は・・・ここ砂防公園Pからわざわざどんどん歩き下って敬神小屋に行く、これってなんとかならんの??と。砂防公園から上に、トウセンボしてあるんですが道がある。よくよく見ると、例えばもぐなら迂回して上がれるトコがあるよな・・・よっし、行ってみるべ!!ってんで、キュブ朗は駐車場にそのままにして、ここの最大の堰、大崩谷の赤い橋の上の堰、こいつの上に上ってみましょう。
結果、ちょっと行ったら道は無し、でした。
堰ってのは、まぁ解り易く言えば水の無いダムとも言えます。水は一切溜めずにフリーパスする、で上側の空間にどれだけ土石流を溜めらるか?と思います。
う~~ん、こっから直に金懸小屋へ行けたら素敵だろうな・・・でもヤマレコで1人もそんな足跡が無いってコトは・・・無理なんだろうな・・・
さぁ次:
上松のBコースを開拓
ずんずん入って行くと、この川の向こうで鎖が張ってあってお終い!
苦労して下流から向こう岸に行ってみるとこんな看板
(川は深さ10cm位、結構流れもありますのでね、普通ではここは渡れません)
ヤマレコの記事を見ても、道路の見た感じからしても、ここから登る人は居ないみたい♪