リークダウンテスターを”後はプラグ穴に挿すだけ”にします。つまり元側はコンプレッサーに繋いで加圧状態、測定側を普通に大気中においた状態です。この状態で掛かってる圧が2バール、漏れ放題状態ってことで86%の漏れを指針は示してます。ってか、と言うようにレギュレーターで調整されてる、と言いますか。この状態でですね、エアーの出口を指でぎゅっと押さえますと漏率10%位にできます、さらにぎゅっと抑えると値は下がりますが軍手嵌めてるから完全に抑え切れないんでしょうか?ゼロにするには凄く力が必要!ってんで、これでテスターの使用方法はあってるってことで良いと思います。
1番の圧縮上死点を出す。テスターを捩じ込む・・・と75%の漏れ示してます。どっから漏れてる??ってんで聴診器を充てると、上の方(吸排気系)からは聞こえない、で外したオイルパンからシリンダー下部に聴診器を刺すと・・・盛大に音がする!!と。でクランクを90度づつ廻してこれを8気筒で測りますと
1.75% 3.81% 5.80% 7.78%
2.78% 4.79% 6.83% 8.80%
って結果です。大気中に放置して86なんだからさ、これはじゃじゃ漏れ状態です。音の出所も全部同じ、オイルパンに聴診器を突っ込みますともうそれはそれは大きな音でしゃぁ〜〜〜〜!!!っと。
例のオイル挿しでもってワンプッシュ、これを各気筒にやっておいてもっぺん測る、と、
75 78 78 77
77 78 80 50
ってことで(順番は前と同じです)ほとんど変わらないです・・・ただ8番、これは測定中にもはっきり解ったブクブクと音がしてる、明らかにオイルがしっかり隙間を塞いでそのオイルが空気圧に押されてブクブク言ってる感じです。現状かなり、ばけつと爺さんはフロントを持ち上げて傾いた状態ですのでね、それならば!ってんで2番は出来るだけピストンの上側めがけて(車のフロント側)さらにワンプッシュオイルを追加してみた、にも関わらず上の表の2番シリンダーの値を見るとだな、78が77に向上・・・してるって言わんよな・・・です。
撃沈です、このシリンダーはボーリングしてオーバーサイズピストンを入れる意外に手は無い!!ちゅーことですわ。。。