熟練工への道

19.7mm角位の長棒があります。これを使って18mm角のサイコロ、立方体を作ることにしましょう。
豊和のフライスに付けてる150mmバイスは津田駒、咥え部分の深さは45mmあります。ここに18mm角を掴んだら埋もれてしまってエンドミルで削ることが出来ません。なので物を浮かせる櫂物(噛ませるもの、カイモノ、字合ってる??)、上面と下面が完全に平行な上げ底が必要です。でも私はこれ(パラレルと言う)をまだ持ってません。で今までどうしていたか?ソケットを挟んだり聞くも涙、話すも涙・・・やめとこ♪
今回もなるべくまともそうな端材を下にカイます。なので折角サイコロ作っても対面の平行、隣接面の直角はたぶん完璧には出ません。んぢゃ何の練習になるの??と思うでしょ?!
私のフライスでっかいです。いっぺんに切り込み5mmでも削れます。自動送りを最小(分速22mm)にしてやればもっと切り込めます。なので今までモリモリ削ってきたんですね。
私にとって19.7mmほどのものを絶対に18mmを割らないようにするってことは、片面切削、仕上げ、さらに反対面も同じように切削&仕上げ、つまり4回で2mm以下の削り代、これはかなりの緊張を強いられます。そうです、今回は削り過ぎない練習です!!