観察続き続き

’56F−100用(正確には’54用ですがフレームに関しては全く同じ)の、
アートオブワークで製作したフレームが有ります。
フレームにはクーゲルフロントユニット用のクロスメンバーが溶接されています。
このクロスメンバーには左右に2本づつ、水平前後方向のシャフト穴が、上下2本あります。上の穴より下の穴が、7cm位かな?内側に入っています。
上のシャフト穴にはアッパーAアームの、Aの底辺部分が取り付けてあります。
下のシャフト穴にはロアーAアームの、同じくAの底辺部分が取り付けてあります。
このAアームがステンレスの無垢からの削りだし、ってのが”クーゲルの売り”らしいです。
下のAは上のAより7cm位長いです。
従って、上のAの頂点の真下に、下のAの頂点が来ます。

いわゆる”Wウィッシュボーン”と呼ばれる形式です。(まだ続く・・・・)