ねじねじねっじねじ♪っと。

ネジというのは必ずバックラッシュがあります。ナットを左手に持って、右手に持ったボルトを、例えば5回転締めこみます。そのボルトの位置、角度を覚えておいたとします。そこからさらに2回転締め込み、もっぺん2回転緩めるとします。そうするとさっきとボルトの位置は、全く同じ??と言うと絶対に違います。じゃぁ同じ位置にするにはどうするか?それは2回転緩めるのではなく、3回転緩めておいて、1回転締めこむんです。ようするに”締め込み方向”に統一することです。

このバックラッシュを、”完璧に排除したもの”。それがダイヤルゲージです。これはほんとによう考えられてます。凄いです。コロンちゃんの卵のようです。

グローバーの糸巻きを使ったレスポールスタンダードモデルを持ってます(モデルだよ!)。めちゃめちゃ大昔、名○堂さんへ、もう1本レスポールカスタム(どこのメーカー狙ってたかは忘れた、10万クラスだったと思う・・)買おうと思って、行ったことあります。
そしたらその店長?、弦を、巻き上げながらでも緩めながらでも平気でチューニングしてるぢゃあ〜りませんかぁ!
おぃ!おまえ!!ネジゆぅのんはなぁ、絶対巻き上げ方向ぢゃないとちゃんとチューニングなんか、決まる訳無いんだぞぉ!と腹ん中で思いました。
シャーラーとかグローバーの糸巻きで、ギター始めた世代の人達ってこんなもんなのかなぁ・・・と思いました。
もしも私のフライスが数千万円の最新高性能新品だったら、私もこんなことに気付かずに済んでしまうのかなぁ・・・んなのは嫌だなぁ・・・