また12気筒

どんな言い回しだったか?忘れてしまいましたが、兎に角ベンツは12気筒を持ってないことが悔しい!みたいなことが、当時のカーグラフィックだったか?書いてあったのかな?

その昔は、フェラーリランボルギーニジャガーには12気筒がある。ロールスロイスは昔はあった?なのかな??アストンマーチンマセラティは伝統的にV8と。

そこへBMWが12気筒を出したから、たぶんベンツは大慌てで発売したんだろう!それで12気筒を載せたSクラスで現在に至るんだと思います。前にも書いた通り、多少違うとこがあるかもしれない。基本、私はハイソカーにもセダンにも興味はありません。

その12気筒競争が現在どっちのメーカーも6リッタークラスのツインターボで馬力競争をしてるんだろう。ただ私はAMG仕様とかマイバッハの生い立ちやらなんやらまで細かいことは把握してませんもんで、今現在どっちが上か?よく解ってません。

一般的なモデルで言うとSクラスで500馬力位か?760で言うと500と何十馬力なのかな?たぶん。

でもね、ベンツで言うと明らかにV8の5、6リッターとV12の5,6リッタークラスは”被ってしまってる”ように見えるんです、出力を比較してみてもメリットが無いって言うかさ。

V8には長い歴史があって相当のノウハウなんかも持ってるだろうに、V12って言葉の響きだけに拘ってて持て余してる様に見える、私には。持ってないとカッコつかないんだもんって。

 

90度クランクのV8は点火順序が18436572です。左前が1番として右前が2番、交互にいって最後右後ろが8番として、です。1番と2番、3番と4番でクランクピンを共用、5&6、7&8も同じく、です。これも他にもやり方はあるし、そもそも水平クランクだってあるし!です。

直6は?私は点火順序を知らないんですけどどうしてだろう?って考えた。解りました!どうでも良いからです。前から順に123456でも良い訳だよ、んなもんは。ただそうしないのは、きっとクランクの捩れを最小限にするにはどうしたら良いか?と、隣を次に点火したら熱対策に困るから、そんなとこだろう?と思います。

で、まぁどんな順番でも好いから120度置いて次々と点火する、2周で1セットが4サイクルエンジン、120度廻る毎に一つづつ点火して2周で6発、これが直列の6気筒です。

んでだな!次、60度後ろにずらしてもう1個6気筒エンジンをくっ付ける、前の列と後ろの列ではクランクピンを兼用して、前が爆ぜたら60度後に爆ぜるようにする。そうすれば60度で1発爆ぜる、2周で12回爆ぜる!12気筒の完成!となる訳ですわ。

4気筒をを9000回転回した時(そんなに回るのないやろ?!)と同じ音が、12気筒なら3000回転でする訳で、だから6000回せばこの世の物とは思えない、要するに誰も聞いたことが無いような、それはそれは素晴らしいエンジン音が聞ける、それが12気筒!!!と。