お手手、こってこて!

ズン切りのスパナ(真ん中の奴:これもちょっとだけど頭がグラインダーしてあって少し狭めてありあます)を持って左手を、ラジエターサポートの右側から突っ込みます。
なんとかえいやぁ〜〜っと緩んだ、シメシメですわ。

で今度はポンプを押す為には当然力の掛かってるボルト、これを緩めるには工具が必要な訳で・・・それが多分一番上の工具だったかな・・・
このスペースで手探りで何度も工具を差し替える(60度毎がやっとだろ?)のは大変・・・
ってんで、最長のバールを持って来てえいやぁ〜〜っと押しておいたら何とか指でボルトが廻ってる、ついでに向こう側を触ってみるとまだまだこのボルト、出てくるだけの長さがあります。

これでかなりポンプのベルトが張りましたもんで、ロックナットを締め込んで、一番下のメガネレンチ改のフレアナットレンチ紛いでもって締め付けた、一件落着です。

もぐの説明書ではベルト幅は12.5mmです。
私が買って交換したオルタに使ってるSAって記号の、Aタイプの高強度版、これが今ここで測定すると11mm幅ある。
で今しがた張ったパワステポンプのベルト、これを測ると10mm位しかないやん・・・

ホームセンターで見て来た。ホダカは高いトコに吊ってあるので手で持って計れないんです・・・。
そしたらちゃんと図面が貼ってあって、Aは幅が12.7mmでBは幾つだったかな?16.何ミリとある、ふぅ〜〜ん・・・と。


メーカー指定が12.5mm幅のベルトなら、SAの12.7mmってのは問題ないと思います。
でもどんどん緩む感じがある、現にもう締め代はないし・・・
おそらくテーパーが合ってないんだろ!Aって規格がテーパーの強い逆三角形に近い台形とすると、メルセデスの指定ベルト(見たこと無いけど)はもっと四角に近い台形なんだろうと予想されます。だから私の買って来たベルトはどんどん食い込んでくんだろかな??と。


手探りでやってるうちにかなり思い出しました、その手順。
左手の指先で対象物を確かめて、レンチを掛けて緩める、指先で廻す、レンチでも廻す、最終的に締め上げる、等々。
もう左手が全面油でこってこてです(作業服も左の袖先だけ!)、でも作業が”出来れば”文句はない。

だけど何となく爪が浮くような感覚があるから注意しながら、目イッパイの力はイレナイように、細心の神経で作業です。

もう3ケ月位か?もぐの荷台を弄っててカツン!とぶつけて痛たたた・・・と。その後、左手中指と薬指の爪に黒い部分が現れて、最近やっと上まで到達しまして、なおかつ下の方にはもう黒くない部分まで現れました。ですのであとはこの黒いとこが天辺まで登ってちゃえば完了だよね?!だけどこっからが大事みたいです。薄爪を引っ掛け易いらしいからね。