もぐのクラッチシリンダー

バラシまして部品を見て、えぇ?!?!こんな構造は有得んやろ??と思ったんですがエアーで掃除してて納得、中からゴムシールの付いたピストンが出てきました・・・ははは!

ピストン径は20.5mm位、ですのでたぶん13/16インチでしょうね。でシールの幅は6mmちょっと(縦のスライド方向の厚みね)ですので1/4インチかな?この数値を元に探しましょう。


貰ってきた明らかに一回り小さいブーツ、でも被せることが出来ましたので使います。
先っちょのアジャスターの通るとこ、ここの径が11mm、探すとポンチが10mmまでしかない、ってんでインチのポンチを探す、ちゃんと7/16ってのがありまして約11mm径の穴が開きました。(こうゆうのはもう物量の勝負だな・・・)

今回出来るだけ元通りに組みたかったもんですから、バラス前にしっかりアジャスターの全長を測定、78.2mm程でしたのでそれに習いました。

肝心なのはブーツではない、シリンダー内面とシールの外面です。


シリンダー内面:
かなり荒れてました。家のシリンダーホーンが入らない(ホーンのがデカイ!)ので仕方が無い、とりあえず1200番のペーパーを丸めてしこしこと内面を指で仕上げました。
怖いのは削り過ぎですのでね、まぁこのほうが正解やろ?とは思います。電動工具で磨きっからかしたら、すべすべになってもクリアランスが更に広がっちゃった・・・では洒落になりません。
それにしても1200番ってのは細か過ぎかも?です。完全には獲りきれませんでした。

要は長いこと空気に触れて放置されてた部分、クラッチを目イッパイ踏んでピストンが一番外に出た時のシリンダー内面(これが外に近いので掃除しやすい)、ここのかなり荒れた面はかなり綺麗になったやろ??とします。


シール外周:
家の機械のCKDの部品なんかをバラシた時に見るゴム部品、樹脂部品に比べると、そんなに劣化してる感じはないです。一度外して取り付け面に何かを巻いて一回り太らせて、シールを太らせれば一度は大丈夫!!ってのはしません。V型断面だからたぶんそれしても意味がないと思うんで。