体感と測定器

今、夢の扉って番組でジェットコースターを交通機関として実用化しようと。要は車両自体が動力を持ってないってことです。乗り心地を良くする為にはGを1.5に抑える、ってんで実験車両に測定器を搭載して、やったぁ〜1.2に収まったぞぉ〜!!って言ってました。
動力によって持ち上げて、重力によって転げ落ちるだけなんだからせいぜい時速20km、斜度は8度かそこいら。それだったらさ、危険度は知れてるんだから、何でどんどん人を乗っけて試さないんだろうね。レカロとかコニーとかビルシュタインとか、ピレリーとかミシュランとか。何で日本製が勝てないんだ?って話になると、最後はどうしても乗った人の感性に寄るツメが甘い。そんなことがずぅ〜〜〜っと、カーグラフィックなんかでは言われ続けてるような気がするんですよ。

技術開発の世界では、勘だけに頼るのも、データだけに頼るのも、どっちも必ず何らかの弊害がでるものみたいです。